PDのU君に教えてもらい、米国で開催されているMetagenomics 2008がほぼ時間差無しでwebcameraで発信されていることを知りました。
内容もすごいのですが、システムもすごいです。学会参加しなくても生の声が聞けました。学会参加するのは質問をしたい人ということだそうです。いやはや何と言うか。
5、6年前にオーストラリアに留学した知り合いと声の通信をインターネットで試したことがあります。
大声を張り上げて、ハローなんかを何回も試したのですが、声が通じたのは一度だけ。ほんの一瞬でした。その後メールでやりとりをして、周りの人からすごく変な顔で見られるからもうやめようということがありました。隔絶の感がありますね。その後、ドイツにいった同僚とはiSightを使ってそこそこ会話、動画付きまで出来ましたが、今回の会議の中継は何もかも滑らかで驚きました。
すばらしいものです。
もちろん、人間関係が薄くなるとかの問題もあるのかも知れませんが、研究内容が多角化している中で、何もかも顔を出すというのも難しいでしょう。効率的に情報を交換するには良いシステムだと思いました。