北農研の駐車場に止まっています。
今日は自分の都合で打ち合わせを夜の7時から開始させていただきました。皆さんお疲れの所を全くもって申し訳ないです。沢山の人達が手伝っている事が良くわかります。自分のサポートにも沢山の人がボランティアで手伝ってくれます。本当にありがとうございます。
環境の問題はまだ答えは無いのだと思います。だからこそ、こうやって皆で色々と行動を起こして、皆で考えて行くのでしょう。打ち合わせで失礼なことを発言させていただきましたが(バイオエタノールのこととかです)、環境だけで生きてはいない人類を考えた上での事です。以前、サステイナビリティをどう考えているかと聞かれて、自分は「悲しい人間の性(サガ)」と応えさせてもらいました。今でもその考えは変わっていません。生態系、地球環境を維持しつつ、地球にこれから後30億人の人口が増えるときに、持続性として私たちが取りうる選択肢は何なのか?そう考えると選べる選択肢なんか無いかもしれませんね。
サステイナビリティ、何のサステイナビリティですか?ヒトです。環境を破壊しないのもヒトのため、生態系を維持するのもヒトのため、生物多様性を守るのもヒトのためなのです。もちろん、自然に生育している様々な生物のために同じ概念があるのは分かりますが、世界の人口が増え続ける中で、環境(地球温暖化なども含めて)、生態系、生物多様性の破壊、変動がヒトに対して何の影響も無いのであればここまで騒ぐのでしょうか?影響はあるのです。だから問題なのです。となると、人口を維持するために食糧を単純に生産するわけには行かないのも当然です。
人口の適材適所(言葉は正確ではないです。その土地毎に受け入れ可能な人口に合わせれば良いという考えです。生産性が低い所は人口を減らせという話です)なんて出来ません。いい場所のヒトだけが、自給率100%で、だから生き残れるなんて。他のヒトの犠牲の上に生き残ることを潔しとするのは無理です。ヒトは最後の最後まで何とか皆で努力して生き延びようとするのです。だから悲しいのです。