コマツナはアブラナ科の葉菜です。堆肥の施用効果についての試験をチームの方が続けています。ほとんどは通常の養分の供給ということで説明が出来るそうですが、代謝応答を細かに見て行くと堆肥施与の時に特有のパターンが現れます。この現象がいったい何に基づくのかを研究されています。堆肥を土壌に施用することは化学肥料とは異なり養分以外に有機物(これに養分が含まれているのですが)、つまりは炭素が投入されることになります。物理性も変化することも考えなければいけません。ヘテロな物質である堆肥の効果を正確に表そうとすると、それぞれの要因について調べることが必要です。大変な仕事なのですが、その本質的な所が明らかに出来ればより良い有機質資材への提案も可能になると思います。
カラマツもすっかり緑色になりました。
明日から松島に出張です。準備が。。。