担当する大学院生で来春就職希望の皆さんの就職が「ようやく」決まりました。
就職活動がはじまってほぼ半年。関東、関西の大学と異なり道外企業への就職を希望するとなると、飛行機で出かけていかねばならず皆さんほとんど研究ができませんでした。
自分の進む道を決めることですからやむなしとしても、実験計画を考える側としてはつらいものがあります。
大学院教育を重点化するべきだとの方針で、昨年あたりから大学院生への授業もとても多くなっています。+就職活動です。自分たちの昔の大学院生の時代と同じに考えてはいけないようです。教官側も早急に考え方を改める必要がありそうです。
就職に関してはもう少し何とかならないのでしょうか。地方大学にあるのだから北大ももっとリクルートに力をいれて(確かに以前よりサポートが色々あるのはわかりますが)欲しいと思います。北大では
キャリアセンターや
s-cubicといった活動に期待する所ですが、これにさらに、是非民間の力の導入を。そこで、北大リクルートセンターとかリクルート北大出張所として、大手就職斡旋会社のリクルートに協力を依頼して、北大の中に学生の青田刈り用の組織を作って下さい。希望する学生はこのセンターで大学入学当初からでも登録をして、人としての魅力、能力を企業の採用する側の視点でみてもらい、卒業までそれを積み重ねてこれを就職の際に企業側人事担当者が利用する。北大はこのシステムをバックアップして、センターの調査員による研究室訪問、成績閲覧等を可能とする。リクルートは登録した学生数に応じて北大、情報提供を求めた企業からお金をもらう。学生側にとっては真面目にやった人、何かに取り組んだ人などが正当に評価されるようになる。
駄目かな?きっと締めつけだとか、管理の強化だとか言われそうですね。
でも、就職したいことを考えている人が、自分をアピールできなくてどうすんでしょうね。ま、いずれにしても良かった良かった。今日はお祝いです。ワクワク。
もうすぐ神宮際とかですね。今年の北大は昔の落ち着いた雰囲気のライラックのシーズンを迎えています。朝晩のキャンパスも静かで、私はこっちの方が好きです。