六甲山で日曜、月曜日と合宿でした。サステイナビリティの仕事で共同研究を行っている大阪大学の「知の構造化」に関する勉強会でした。テーマの名前がかっこうよいですよね。溝口理一郎先生という大阪大学の工学部の先生です。オントロジーという物の見方で、新鮮でした。何かの物の体系を考えるときに一つ一つの入り口と出口を考えるのではなくて、それをつなげて行く概念そのものを記述して、その属性を表すというようなものです。概念という切り口で考えることによって、同じ手法で様々な事象を取り扱えるようになるという話でした。まだ研究中のお話もあると思うのであまり詳細は書けないのですが、パソコンに分かるように概念を記述していくことが大切だと。
サステイナビリティでは、今、サステイナビリティを評価する(達成する)ための指標をどのように考えれば良いのかについて検討をしています。そのような場合に、このようなオントロジーの概念は間違いなく有効だと痛感しました。
それはそれとして、今回の合宿は六甲山の隣にある摩耶山の国民宿舎オテル ド マヤというすばらしい場所でした。山頂近くにあり、霧が出ていたのですが、それでも時々神戸の夜景を見ることができました。夜景を見ながらの夕食(フランス料理?)が美味しかったです。さらに水着で入れるジャグジーがさらに夜景を望める場所に設置されており、ここには入りませんでしたが、すばらしい場所でした。雲と霧が無ければ。。。
今回の出張は久しぶりに交通機関でいっさいのトラブルがありませんでした。

