大豆の調査で岩手を訪問したのですが、そこで目にしたのが茎の黒い里芋。
二子の名産ということです。もうすぐ収穫ですね。葉の形も少しスマートな感じです。
お話ではこのイモ、他の地区ではうまく育たないそうです。また連作にも弱いということで栽培面積を広げられないという事です。そのことが地元特産の農産物としての地位を高めているようです。
大豆は東北地方の生産性は1.5ton/ha程度なのですが、訪問した農家グループではどこも2.5ton/haを達成しています。色々と工夫をされており、新しい技術も積極的に実践して検証をされておりました。
それでも今年は雨が多くて大変苦労されている農家が多いですね。大豆は国内の自給率が4、5%と極めて低いので、日本での生産性のダウンは全体としては大きな問題にならないのかもしれませんが、海外の大豆が他の国との購入競争になっている現状ではやはりしっかり考えなければいけないでしょう。