焼き鳥です。でも、美唄には北農研の試験地があります。
美唄の町をはずれると道はデコボコです。これには理由があって、元が泥炭土で、排水をして乾かして行くために次第にへこんで行くそうです。橋の場所は基盤をしっかりうつので低くならず、その他の場所が低くなるのでデコボコがひどいそうです。
昨日はここの水田に土壌のサンプリングに伺いました。美唄試験地の皆さんには時間を割いていただき、色々と案内や手伝いをしていただきました。
農家さんの水田では新型コンバインの収穫が終わった後でした。写真は稲の残さです。何でも新しいコンバインはすりつぶすようにして籾を取るという事で、イネの茎が写真のように細くなっています。これは分解も速そうです。
美唄試験地は研究員は一名のみという寂しい状況ではありますが、ガスクロが何台も並び、ガスの分析などが盛んに行われていました。土壌中からのメタン、N2O、二酸化炭素の放出、吸収などの研究が行われています。
ちょうど北大の方々が機械の設置を進めていました。泥炭地でのガスフラックスの研究だそうで、教授先生自らが泥炭と格闘しておられました。
試験場が管理している湿原もあります。高層湿原というもので、周囲の土地よりも2mほど標高が高い場所にある湿原です。そのため水は雨のみ。栄養が非常に少ない湿原です。ただ、急速に笹が侵入してきており、その原因はまだはっきりとは分からないそうです。
仕事が終わり、夕方になれば周囲は漆黒の闇の中です。
折角ですので美唄の焼き鳥屋に案内していただきました(こっちが目的だったりして!)
「やきとり たつみ」
いきないり、もつ20本。の注文でスタートでした。実は前々から美唄の焼き鳥は食べたかったのですが中々機会が無く、ようやく昨日が初めての体験となりました。ウマイ。ビールが進みます。
刺身も美味。これはまた美唄に行きたくなりましたね。