産業界がバイオエタノール生産を後押ししているからでしょうか?食糧以外の植物資源を活用して燃料を作ることに力を入れるそうです。100年、200年先には世界の人口も安定して畑を活用して燃料を生産し、それをエネルギー源として利用することも良いのでしょうが、今はまだ食糧生産が足りません。さらには植物残さを畑から全て出すことは土壌への炭素蓄積に対してプラスなのかマイナスなのか?もちろん植物を栽培すること自体が土壌の炭素蓄積に与える影響はどうなのか?
以前研究が進められていた人工光合成はどうなったのでしょうか?単位面積あたりの炭水化物生産を最大にする技術だったはずです。以前は食糧生産という観点だったのでしょうが、それを方向転換して燃料生産のための基質とはいかないのでしょうか。むしろそういう技術開発が声だかに叫ばれることを望んでいます。
G8にからんだ提言などを聞いているとますます農業と工業の軋轢が増えそうでいやになってしまいます。もっと仲良くやりたい物です。