1月9日(続き)
アジア側の最終駅からはフェリーにてヨーロッパ側に移動する。フェリーの中でもチャイが配られる(50クルシュ)。
フェリーは通勤客が利用しているということで、かなりの混雑、何艘ものフェリーがほぼ同時に出発して競うようにして対岸にわたる。風はつめたいが、アジアからヨーロッパへの海峡越えはなかなか風情がある。ガラタ橋のふもとのフェリー乗り場に到着。
橋の上からは釣り糸がそこかしこに足れている。イワシ?サバ?、わかりませんが、小魚が鯉のぼり状態で釣れていました。ちょっとやってみたかったです。
この付近には有名なサバサンド屋が沢山ある。少し歩いてバスに乗る。まずはブルーモスク。タイルが本当にすごい。外もすばらしいが中も本当に美しい。アヤソフィアモスクの方へ出て、それから陶器屋さんに案内される。誰も購入しなかった。もうかなり疲れている。陶器は個人的にはカッパドキアの陶器の方が素敵だった。結構退屈な時間をすごしてしまった。その後トプカプ宮殿を見学する。オスマントルコ時代の莫大な財宝の一部が展示されており、そのすごさに圧倒される。世界の1/3を征服していた時代がある。なお、トルコ皇帝はトルコ革命の菜に財宝の一部を持って逃げてしまい、その財宝を使っていまでも欧米で優雅に生活しているという。その子どもたちも含めて二度とトルコに入ることは許されていないという。
ブルーモスクとアヤソフィアは通りを隔てて向かい合っている。ガイドさんに沢山モスクがあるけど、みんなはどこに行くことにしているのかを聞いたら、基本的に家の近くのモスクに行くのだそうです。ただし、観光などで他の都市を訪れたときにはそこの有名なモスクに参拝することも多いということでした。