5号館のつぶやきさんの
バイオ系の大型予算の決まり方 【追記あり 補足を読んでください】を読んでちょっとショックです。JSTへの応募を出したばっかりで、そんな決め方もあるのかと思うとちょっと考えさせられてしまいます。世間を知らないだけだからなのでしょうか、もしトップダウン型の研究が上京して陳情するというスタイルで決まっていくのなら北海道なんてたまりません。その旅費分研究費を多く配分してもらいたいもんです。本当に必要な研究だと思うから時間を割いて書いているんだし、それをやるために必要な技術のために色々な所に頭を下げまくって共同研究者になってもらっています。結局独りよがりになってしまうのかななんて思ってしまいます。
以前、農水省に陳情するというのでとある財団の方に連れて行かれたことがあります。事務次官だかの前で研究の必要性をしゃべってきました。特に何かレスポンスがその場であるわけではなく、財団の方にお礼にということで霞ヶ関で無茶苦茶美味しいうなぎをごちそうになったことがうれしく思い出されます。でも、北大は全然こっちに来ないとか、農学部だったら文科省、農水に担当の教官をおいておいてもいいぐらいだとかの話がその後でていました。きっとそういうことだったのですかね。
大隅典子の仙台通信さんの
プロジェクト研究についてにはトップダウン型の研究も全てがそんなことではないんだよとコメントがあります。是非そうであってほしいし、もし書かれているようなシンクタンクが機能しているのであれば事務次官ではなくて、そういうところで自分の研究の大切さを主張したいものです。