農学院は大学院改革に伴い、大学院の授業を大幅に増やしています。
その事自体は良いことだと思いますが(授業の内容も大学院に合わせる必要はありますが)、大学院の研究を農学院の外で行っている学生には非常に大きな負担になると思います。
身近な所では創成科学共同研究棟、北海道農業研究センターで実際に何人もの学生がそこをメインとして研究を行っていますし、国内外の研究機関で研究を行っている例もあります。そんなときどうすればいいのか?
水産学院では遠隔授業を実際に行っているようですが、研究と授業を遠隔地であっても効率的に両立させるためには授業内容そのものをウェブ上に置いておくのが良いのかなと考えています。受講希望者にはパスワードを発行して、限定した24時間程度公開し、希望者は自分の都合の良い時間に閲覧する。授業の受講認定はレポートの提出とする。
ということで創成の研究企画部の人たちにも色々と情報を収集してもらったのですが、あまり大掛かりになるとこちらも負担が大きいのでちょっと躊躇していました。
先日、北大de Night Cafeの打ち合わせの際に情報発信をpodcastingで行うことも宣伝手法として提案され、「あ、これだ」と思いました。最初はpodcastingでと思ったのですが、授業で使ういくつかの資料の著作権上の問題のクリアが面倒だったので、自分の管理するサーバーでホームページをベースにしてquicktimeと文章で構築する方向で準備を始めました。
試しにでたらめに作成したweb授業を作ってみました。
(使用した機材:Macintosh G4 OS 10.4, iSight。使用したソフト:GarageBand(Macintoshに付いてきた), Adobe Golive)
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~a11277/weblecture/test.html
パスワードは
test1025
です。
色々なプラットホームから閲覧可能かどうかを調べます。