PCの電源を借りることができたので、しばらくPCで仕事ができました。ありがとうございます。
昨日はメタボロームを農業研究にどのように生かすのかの研究会がありました。
網羅的(完全に網羅できているわけではありませんが)に物を見て、その中から重要な要因を見いだしていくという基盤的な手法と同時に、地域の農産物の位置づけを成分的な内容から裏付けるという取り組みまで大変面白かったです。
実際に農業をされているかたの発表もあり、どのような技術が求められているのかも。
その話の中で面白かったことは、日本の中でどちらの農産物が良いとか成分が多いとかはなかなか言えないということでした。それよりは、イチゴならイチゴ、トマトならトマトの全体の底上げの方が重要だと。
なるほど。とは言いつつも農産物の品質(機能性の有用成分も含めて)は環境要因(特に土壌かな)の影響を強く受けることは知られており(もちろん生産者の技術もですが)、その分野の研究も進んでいます。つまり良く考えれば本当はこの地域の農産物は美味しいとか美味しくなるはずだとかは分かるのでしょう。