フジサンケイビジネスアイの主催によって制定されている賞で、48回目の受賞作品を見ました。フジサンケイビジネスアは何なのかよくわからなかったのですが、元は 日本工業新聞社だそうです。
今年は「リン回収技術(水ソリューション)」シリーズ広告で、東芝の技術だそうです。
リンの回収は工学系の研究者や会社が数年前から積極的に取り組んでいて、いくつもの成果が最近良く聞こえて来ます。これらの技術、願わくば小スケールのものを農耕地に、大スケールのものを都市に設置するような方向性が出てくるとうれしいですね。現在の技術は最後の砦を押さえようというスタンスですが、応用は色々できるのではないかと期待します。
リンはもちろん重要です.リン資源の枯渇問題はいまだに忘れてはいけない世界的な問題です。ただ、生態系、環境などを考えた場合にもう一つしっかり技術開発が求められるのは窒素です。安価に効率的に窒素を回収し、これを利用する技術も非常に重要であることは間違いありません。
いずれにしても、とてもインパクトのある、きれいな広告にグランプリということに納得させられます。
ニンジンが好きです。