学会を振り返ると、ずいぶん微生物の機能面に着目した発表が多かったように思いました。
昨年、一昨年と比較してということですが。もちろん、多様性そのものと機能を単純に結びつけるような乱暴な話はほとんどありませんが、まだまだ機能の全体像と集団として存在している微生物群集のそれぞれが明確になっていないので難しい部分も多いのかと思います。どちらかでも全体像がきちんと表記されることになると、相手側の解析も進むのですが。悩ましい所です。でも、色々なアプローチが試されて、検証されている現在の学会の姿は参加していて気持ちがよい物です。
他の学会も見習う必要がありますよ。